効果がすぐ出る睡眠導入剤は?

入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などの様々な症状に悩まされる不眠症患者が古くから多数いることもあり、睡眠導入剤の開発には長い歴史があります。その医療現場での必要性から強い副作用のあるものでも使わなければならないという状況も長く続き、現在でも数々の副作用がある睡眠導入剤を使わざるを得ない状況が続いています。睡眠を誘導するメカニズムが異なる睡眠導入剤がいくつも開発されてきたことにより、それによる分類もなされていますが、実際の医療現場で重要となるのは患者に応じて薬を選ぶということです。その視点から、睡眠導入の早さあるいは半減期という観点からも睡眠導入剤の分類が行われるようになっており、長時間型から超短時間型まで多様な睡眠導入剤が使用されるようになっています。
効果がすぐに出るのは超短時間型に分類される睡眠導入剤であり、日本で承認されているものには4種類があります。ゾルピデム、ゾピクロン、トリアゾラム、ラメルテオンという一般名を持つものであり、その睡眠導入は個人差はあるものの15分から30分程度しかかからないという特徴があります。このうちラメルテオン以外は非ベンゾジアゼピン系に分類されるものであり、ラメルテオンはメラトニン受容体作動薬に分類される比較的新しい医薬品です。すぐに効いて効果が失われるのも早いという特徴があることから入眠障害に対して有効である一方で、中途覚醒にはあまり効果が高くないという特徴があります。他の薬と作用メカニズムの異なるラメルテオンには入眠作用があるだけでなく、体内時計の調節をする作用もあることからより自然な睡眠をとれるようになるために長期間服用を行うということもある睡眠導入剤です。

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